唇に何か柔らかいものが当たった
僕が目を開けた瞬間
くるみが
「私の好きな人は…陽夏だよ!??」
頬をさらに真っ赤にして目を伏せていた
くるみ…。
くるみの好きな人が…僕!??
えっ…くるみが…僕を?
頬に生暖かい物が流れ
床に落ちる…
くるみは僕を見て焦りはじめて
「どうしたの!??嫌だった!??」
って泣きそうな顔をしてる。
くるみ…くるみ…くるみ…
愛おしいくるみ…
僕はくるみを抱き締め、くるみに言った。
「僕の好きな人は…くるみだよ…」
僕の肩はくるみの涙で濡れた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…