くるみが戻ってきて…僕はくるみに聞いた。






「くるみ…
くるみって好きな人とかいるの!??」





くるみ「えっ!??」








少し驚いた顔をしたくるみ








くるみ「好きな人か…
んーまぁ…居るかな」





目を伏せて頬を真っ赤に染めるくるみ…





誰なんだろ…。





「誰なの!??好きな人」





くるみの好きな人








くるみが幸せになれるなら…











僕は…












くるみ「陽夏は好きな人居るの!??」






くるみに質問された僕…






目の前にいる僕の好きな人…









「好きな人居るよ。
くるみの好きな人教えてくれたら教える」




ちょっと意地悪な取り引き。









そして自分を傷つける質問












くるみ「えー…言わないとダメ?

陽夏の好きな人教えてよね!??
じゃあ…言うよ!?」







僕は怖くて目をつぶった…






言うよ って言ってくるみが中々






口を開かない…








僕が…
目を開こうとした瞬間