ポンコツ同盟


「おお…分かった。」

「ありがとう。荒川は、舌巻くの得意だよね?」

「は?まあ普通に巻けるけど。」

「じゃあ明日、僕についてきて、僕の後ろで舌巻いてて。」

「え、まって、意味わからん。」

「僕が喋ってる後ろでrrrrrrrって言ってたらいいから。」

「なんじゃそりゃ。」

「味方は多い方がいいんだよな…そうだ、都築ー。明日、朝イチでここ集合な。」

「へ?」

「できたら梶原もきて。人数多い方が助かる。」

「何それまったく話が見えない。」

「笛木と荒川の後ろに立ってるだけでいいよ。あ、それから、土屋と羽崎も来てくれる?女の子もいた方が強そうだし。羽崎は金髪ってだけでインパクトがある。」

「なんだそれ。何事?お祭りでもすんの?」

「そうだな。祭りかな。」

「めんどくさいのは嫌よ。」

「立ってればいいだけだから。」