いつも変わらない他人からの


奇異な視線・・・


なぜかって?それは、隣にいる




こいつのせい・・・。


「なぁ無月ぃー」

「・・・・・・・・・。」

「おーい、無月ー!生きてますかー」

「・・・・・・・・・。」


こいつとは極力話したくない。


なぜなら同類に見られたくないから。


どうせ話も、ダルイから代わりに課題やって


とかその辺りだ・・・。


「課題ならやらないよ。」

「チッおもんねーの。そんなんだから
ダチができねーんだよ。」


課題を代わりにやらないだけでなぜ、


面白くないとゆう思考にいたるのだろうか・・・

「別に友達何て欲しくない・・・月希だけで十分。」

「へぇへぇ。」


『電車が間もなく到着いたします。線の内側にお入り下さい。』


そう、私に・・・友達なんて・・・

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『来んなよ厄病神!!!』


『今まで友達とか思ってた?んなわけねぇだろバァァアアアカ!!!!』

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「おい、無月!電車来たぞ。」

「あ、うん。」


パサッ

「!、君落としたよ___。」

ガタンゴトン ガタンゴトン______


「あ・・・・・・。」


私はあの日、定期を落としました。


まだお金を入れたばかりの・・・


でもこの定期が、私を変える事になるとは、


まだこの時の私は知りませんでした。


「黒羽無月、俺と同じ中学か・・・

へぇ。」