「みぅ〜?いい感じだねぇあの先輩と。」
「のんちゃん違うって……」
「私も水持ってきてもらいたいわぁ……」
「好きでやってもらってるわけじゃないんだから。」
「またまたぁ〜」
「ほい、水。」
「あ!ありがとうございます!」
「んじゃ俺部屋行くわ。また明日。」
「はい!お疲れ様です!」
「……みぅちゃん、顔赤いぞっ」
え!
まじかよ!
「う、うるさいなっ!」
「一宏君以外に恋はしないとか言ってたけど、まさかこんな所で……」
「羽柴に二言はないもん!一宏君以外好きになんてなるものかっ」
「それでもお顔は真っ赤だよね〜」
「そ、そんなのいいでしょ!」
「お前ら早く食い終われよ〜」
のんちゃんとだる絡みしてたら先生から怒られてしまった。
「あ、はい。ごめんなさい。」
東北大会、一宏君がいたらもっと頑張れるんだろうなぁ……
私はそんな事を思いながら、夕ご飯を口にした。


