「あ、あった…二組だ」
新六年生でごった返す南昇降口。その大体が、ドアに大きく貼られたクラス分け表を見ている。
私、山城杏奈(やましろ あんな)と一緒にいる親友、橘みあ(たちばな みあ)も例外ではない。
「杏奈、二組?…一緒だ!」
「本当に?良かった〜」
私たちは三年生の時からずっと同じクラスで、その頃から仲が良い。私にとって、みあは唯一無二の大切な親友。
「みあ、今年もよろしくね」
「こちらこそ、杏奈!」
私たちは向き合って微笑んだ後、新六年二組のある三階を目指して、階段を登っていった。
新六年生でごった返す南昇降口。その大体が、ドアに大きく貼られたクラス分け表を見ている。
私、山城杏奈(やましろ あんな)と一緒にいる親友、橘みあ(たちばな みあ)も例外ではない。
「杏奈、二組?…一緒だ!」
「本当に?良かった〜」
私たちは三年生の時からずっと同じクラスで、その頃から仲が良い。私にとって、みあは唯一無二の大切な親友。
「みあ、今年もよろしくね」
「こちらこそ、杏奈!」
私たちは向き合って微笑んだ後、新六年二組のある三階を目指して、階段を登っていった。



