貴方と。



ピピッ

携帯のアラームが耳元で響く。

千早「ん~、あ~、眠い。」

すこぶる眠い。

響くアラームを止めむくりと起き上がる。


結局昨日の爆音は30分ごとに数回聞こえた。

もはや、睡眠妨害だ。


ボーっとする頭で洗面台へ行き顔を洗う。

バタバタ準備をして家を出る。

千早「いってきます」

ドアを開けると雨が降っていた。

千早「最悪。」

そういってお気に入りのネイビーの傘を持ち
家を出た。