貴方と。



四季「朝、なんで傘を置いた?」


気まずい空気が流れる中黒髪の人が言った。


千早「…?」


なんとなく意味がわからず首を傾げる。

四季「…雨が降っていて外で知らない男が寝ていて何も関係ないのに、自分が濡れてしまうにもかかわらずなんで俺の足元に傘を置いた?」


ああ、なんだそういうことか。


千早「足が濡れていたからです。」


わたしはハッキリ伝えた。

四季「…意味わかんねぇ」


千早「正直理由なんかあまりなくって、ただ無視できなかっただけです」


もしかして、お節介で迷惑だったとか…?