貴方と。


千早「うーん、ないよねぇ、、」


三上さんと別れてから傘を取りに行こうとしたがないようだ。


わたしはあのお店から少し離れたとこからジーっと傘を置いたところを見ている。


そもそも夜だから、ネイビーの傘があるかどうかも見えづらい。


千早「(近づくしかないか、、、)」


そう思ってヒールをコツコツ言わせながら歩き出した。


朝の男性が寝ていたところに来てみたが、、


千早「ない」


ありませんでした。


まあそうですよねー、と思いながらため息をついて方向を変えた。