大切な人へ


「告白は…うまくいかなくても、
どちらとも悪くないよ」

「気持ちを受け取ってもらえたら一番だけど
伝えたいって方が大きいと思うんだ」


ゆっくりと私を伺いながら話してくれる


「だめならまた次に向けたり
どうしたいかが見えてくるもんだし…」

「告白ってけじめなんだよ」

「受け取れないのは仕方ない。
悪いことじゃない。
相手が悲しいのは…
ただ藍野さんの事が好きだったから…」



「傷つけられたからじゃない

藍野さんのせいじゃないよ」



_______


最後の言葉を聞いた瞬間
私の涙腺はまた崩壊した…


「それだけ愛されてる事を
幸せだと思えばいいんだよ」


優しく話してくれた先生

そっと頭を撫でてくれた手が温かかった


俯いて泣いてたから見えなかったけど

きっとまた、あの大好きな顔をしてるだろうなって思った