大切な人へ


先生の手が背中にまわっていって

『え…やだ!はずさないでっ』

少し浮き上がった下着が
頼りなく胸を隠している…


「床だと痛いよね…こっち」

隣のベットに引っ張られて
先生が上に覆い被さる形になる 恥ずかしい…

「手どけて…ここでしょ?」

胸の間の傷に触れて
ピクンと体が動いてしまう

痛い?って聞きながらそこにまたキスをする
下着に隠れて彼の顔は見えないけど

触れる唇が温かくて…

『…んっ』

痛みなんか感じなくてゾクッとする




体には他にも小さなアザや傷があった

そこに1つずつ触れていく指と唇





そっとお腹の痛いところに触れてビクッとする

「やだっ!見ないで…!」


そこは赤いアザから青みがかっていて
痛々しい肌の色になってしまっている

『…痛かったね』

優しく撫でる手も温かい

「美優の肌…本当に綺麗 気持ちいい」




どうして__


この前あんなに拒んだのに…



『どうして…こんなことするの…』

静かに涙が横につたっていった