サキ。 その名前、俺は知ってる。 でもどんな奴だったか覚えてない。 なんで心が苦しくなる。 なんで会いたいと思ってしまうんだ。 『私は美しい女神さまだと思っています』 『一目惚れです』 『潤さん、とても綺麗です』 『必ず、あなたを護ります。何があっても』 あぁ、思い出した。 イヌのように引っ付いてきて、でも何かあれば俺を守ってくれて。