「そうなんだ。でも痛い思いさせちまったかな」 「いいんだよ。あいつは潤を散々バカにしてたからな」 「そういう問題かよ」 俺達は笑いあった。 という事は、勝負はついたんだ。 俺達は勝った。 とても嬉しかった。 前回の様になりそうだったけど、頭に響いたあの言葉のお陰でなる事はなかった。 「んじゃあ俺は勝てたんだな!やった!!」 俺は心から喜んだ。 飛び跳ねるほど嬉しかった。 守れた気がした。 「潤、あのさ」 「なに?」 「いきなりであれなんだけど、」 「俺と付き合ってくれる?」