悪魔とヤンキーの夜恋会




「あぁぁぁぁ!!」

『自分を責めないでください』

優しい言葉が頭に響き、俺は動けなくなった。

鉄パイプが手から滑り落ちた。
殴る気になれなかった。

今の優しい声の主は誰だろう。
またあの声が聞きたいと思うのはなぜだ。

沈黙が続く中、
俺はその場から離れた。



水溜りに映っていた自分の姿は、
白の羽と黒の羽を生やしていた姿だった。