「今日さ、祥弥が亡くなったんだ」 「祥弥さんが?」 「一昨日は元気そうだったのに。急に心肺停止になったらしい」 「…そうですか」 「何故か、わからないか?」 サキは黙っている。 何も喋らない。でも俺は分かる。 サキは何か知っている。 「教えてくれよ」 「…教えたらあなたは。自分を責めませんか?」 自分を責める? やっぱり俺が原因で。 「もし自分を責めるようなら、教える権利はありません」 ハッキリ言う彼に俺はムカついた。