「なぁ朔弥」 「なんだよ」 祥弥が弱々しい声で俺を呼んだ。 祥弥の目は赤く、しばらく寝れなかったらしい。 元々細い体がいつにも増してもっとやせ細った様に見える。 「俺さ、死のうかな」 材料を切っていた手を止めた。 「そういう冗談はやめろ!!」 「冗談じゃない!本当に、死にたい。俺は!今まで楽しかったあの時に戻りたい!でも、誰か知らないやつにこんな事されて。そいつが憎い!!憎い!!」 目を見開き、そう言う彼はまるで悪魔みたいだった。 俺はそれ以上何も言わなかった。