少し時間が経った後、俺達は祥弥の病室に行った。 ドアを開けると、安らかに眠っている祥弥の手を握っている朔。 「しばらくは、2人だけにしてあげよう」 慧がそう言い、俺達は戻った。 口には出さなかったが、朔は声をあげず涙を流していた。