「潤っ!」 「サキ。私、愛というのが分かったよ。そっか、今まで気付かなかっただけなのか。言われるまで気づけなかったのか。んじゃこの感情は愛なんだな。 サキ、 ……あんたが好きだ。愛してる」 サキは驚いて目を見開いたが、ゆっくりと微笑みながら頷いた。段々とサキの顔が近づいてくる。 私も彼につられて顔を近づけた。 口が触れ合い、離れて私は微笑んだ。 私は光となって散ってしまった。 その先の記憶は曖昧だけど、 サキの泣き叫ぶ声が聞こえてきた。 「サキ、今までありがとう。楽しかった」