「おや、サキさま。どうされたのですか?」 「悪魔が天界に入ることはタブーだ。許可も無しになぜ入っている」 「なぜ?そりゃ天の野郎どもの弱点を見つけるために決まってるじゃないですか」 「弱点?」 「ご存知でしょう?天界の姫。パールシエラクインを。もっとも珍しいと言われている堕天使。だがただの堕天使じゃない。天使と悪魔の子。堕天使の中では最後の生き残りなんですよ」 彼は興奮したかのように話している。 つまりそいつを盗もうというわけか。