「やめろ!」 「これで、満足だ」 剣を刺した。 今まで生きてきた中で感じたことない痛みが全身に走る。 「潤!」 サキが剣を捨てて走ってきた。 私を起こし、血が出ているところを抑える。 「潤、なんで」 「なぜ私がサキのことを中々好きになれないのか分かった。私は愛を知っていなかった。愛というのを知らなかった。愛されていなかったから」 「違う、潤は愛されていた。族のみんなから愛されていた。そして私も愛していた」