「わ、わりぃ。邪魔したな」


勢いよく倉庫を飛び出た。
すると中から涼の泣き叫ぶ声が聞こえてきた。


馬鹿だろ、俺。
なんでこのタイミングで帰ってしまったんだよ。

後悔して俺はバイクに跨った。

暴れる相手はいないけど、1人で走ろうかな。

エンジンをかけて走り出した。