翌日、涼は落ち込んでいる様子もなく普段通りに挨拶してきた。 きっと心の中では傷ついているんだと思う。 少し目が赤かった。涙の跡だ。 その顔を見て少しの罪悪感というか。 涼は気にしないでくれと笑顔で言った。 朔たちは気付いてるのかもしれない。 いつもよりも涼に優しくしている感じが。 涼はやめろよと言って怒ってるけど、みんなは笑って慰めてる。 俺はしばらくその様子を見て外に出た。 「11時55分。もうそろそろだ」 黒色のゲートが目の前に現れて、私はその中に入った。