二人のヨスガ







 


 
走ってる間、
涙が出た。






私、こんなにも……






零君の事が好きになってたの……?






意地悪で、嫌な奴って思ってたのに






いつの間にか、私の心の中に零君はいた。





それが、不思議で仕方が無い。





教室に帰って、
必死で涙を拭う。





机の上には、
海君からの交換日記があった。





今すぐ誰かと話したかった。





誰でもいい。
心の穴を埋めて欲しかった。





だから、私は海君に返事を書く。





ーーーー私も、海君が好きだよ。会いたい。





最低な、
私の心。





好きなのは、海君じゃないくせに。





最低な裏切りーーーー