二人のヨスガ






 


 
「な、何?」






あ、今の突き放すような言い方……





可愛く無かったかな……?






「これ、兄さんから」





手渡されたのは、

数日前から海君とやっている交換日記だ。





「あ、ありがとう……」





静かに受け取って、


ページを開く。





海君の日記は、


ただ普通の日常。


今日は何していたか、とか
どんな御飯を食べた、とか。




そして最後には必ず、私の事が好きだ、という文で閉められているのだ。





さて、今日は……





私は、最新のページをめくった。