「何するんです……か?」
後ろにいたのは、僕と同じ年くらいの女の子。
確か、いつも桜さんと一緒にいる子だ。
その子が、僕を睨みつけている。
何故!?
「えと……田中さんでしたっけ?」
「本堂!
本堂愛佳よっ!
あんた、私と中学ん時同じクラスだったくせに名前すら覚えて無いの?
本当最低な奴!」
最低、か。
そのセリフを今まで何回言われたんだろう。
そういや、桜さんにも言われたな。
って、僕何でまた桜さんの事を考えてるんだ!?
「ちょっと、縁!
私の話聞いてるの?」
本堂さんは、さっきから妙にイライラしている。
僕、何か悪い事してるのか?
