二人のヨスガ





 


 
わっ!




いきなり手を繋いでくるなんて……。





零君大胆過ぎない!?





ってか……



この感じ、なんかデジャヴ?





私は、立ち止まった。





それに気付いて、零君は首を傾げる。





「桜、どうした?」



「あなた……零君じゃなくて

海君でしょ?」



「あっちゃー、

ばれたか」





やっぱり海君だ!



何で、海君がここにいるの!?






「今日は、零君と約束してたんだけど……」




「あ、昨日の電話なら俺が零のフリして桜にかけたんだ。

気付かなかっただろ?」






な、何ですと!?






「じゃあ、

零君は私達が一緒に遊んでるって知らないの!?」



「知らないだろうな。

だって内緒で来たし!」





な、内緒って…






「携帯から私に掛けてこれたのは?」




「零の携帯を勝手に使った」


「……」