二人のヨスガ





 




 
「ちょっと来て」



「えっ……ちょっ……!」





縁君は、いきなり私の手首を掴んで引っ張った。





そのままどこかに歩いて行く。






ど、どこ連れて行くつもりなの!?






「ここで良いか」






辿り着いたのは、誰もいない家庭科室。





当然だけど真っ暗で、なんか怖い。






「さて」





縁君は、私を中に連れて行き

静かにドアを閉めた。





そしてーーーー……






「……っ!?」





突然、縁君が私の顎を掴んで上げてきた。






「よ、縁君!?」




「お前、気に入った。

これが、一目惚れってやつかな」






は?は?はぁ??





頭の中は、疑問符でいっぱいだ。






縁君、いきなり性格変わっちゃってますけど!?