すると、縁君は私に少し微笑んで、
「やれば出来るじゃないですか」
と、小声で言った。
何なの。
応援してくれたり、意地悪してきたり、
微笑んでくれたり…。
縁君が分からないよ……。
「よし、じゃあ次は高木の隣の縁!」
「はい」
次は、縁君の自己紹介だ。
縁君は、何が好きなんだろう…
「縁零です。好きな食べ物や嫌いな食べ物はありません。
僕は、皆と仲良くするつもりはありませんので、
どうぞ僕に構わないで下さい。以上」
教室が、しんと静まる。
先生も、少し戸惑っている。
皆と仲良くするつもり無いって、
どういう事……?
