「でも…」


「歩莉と同じとこ行きたいとは思うで?けど…都希が椿行くんと俺らのことは別や。」


結構すんなり付き合った俺たちに神様が与えた試練…かもな。


「惟智…ありがとな。…2人は離れてるけど心通じてるし大丈夫やと俺は思う。」


心通じてるから大丈夫…


都希の言葉が俺の心を安心させる。


「ありがと…」




でも…


その日からやった。


歩莉との電話の数がだんだん減ったんは…。