学校終了後、凛道蓮に変身する。
ヤマトの家ではなく、いつものロッカーで。
「すまんのぉ~ホンマなら、凛が尾行されとらんかわしが後ろから様子うかがいながら、わしの家まで案内するとなんやけど~呼び出しくろうてのぉー!うはははは!」
「気にしないでください、ヤマト。テスト前ですし、急ぎじゃない限り、ひんぱんに君の家を利用するのは控えます。」
「うははは!まぁ、スペアの鍵渡しとるし、なんぞあったら逃げ込んだらええからのぉー!?」
「ありがとう。君は呼び出し、頑張ってね?」
「おおきに!めんどい学校やで!」
何をしたのか知らないが・・・見た目とグラサンは良く目立ってる。
校則がゆるいとはいえ、カチューシャは許されてもグラサンはダメよねぇ・・・
そんなことを思いながら、コンビニで買ったおにぎりを胃の中に押し込める。
瑞希お兄ちゃんのお店へと向かう。
(めんどい学校か・・・・)
ヤマトの言葉が、頭から離れない。
その通りだから。
(あーあ・・・あい変わらず、今日の学校も息苦しかった・・・)
物を隠されたり、ノートを破られたりは続いていたが、授業妨害がないことが唯一の救いだ。
(あくまで、『私の被害妄想によるいじめ』にしたいから、『見てわかるいじめ』はしないみたいだけど・・・)
だから、証拠を残すようないじめはしない。
代わりに、目に見えない裏でのいじめは続いてる。
(これでもまだ、マシだよね?勉強の邪魔までされたら、本当にお母さん達に話さなきゃならないから・・・・・)
今朝、相談しようと思ったけど、話す気が失せた。
正直に話しても、信じなかった教師のこともあって気が引けてしまう。
また、言い出せなくなった。
どうしようかな・・・・
いろいろ思い悩んだ結果。
(ああ~~~~!もう、やめやめ!考えたって仕方ないよ!)
〔★凛は考えることをやめた★〕


