彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




学校終了後、凛道蓮に変身する。

ヤマトの家ではなく、いつものロッカーで。



「すまんのぉ~ホンマなら、凛が尾行されとらんかわしが後ろから様子うかがいながら、わしの家まで案内するとなんやけど~呼び出しくろうてのぉー!うはははは!」

「気にしないでください、ヤマト。テスト前ですし、急ぎじゃない限り、ひんぱんに君の家を利用するのは控えます。」

「うははは!まぁ、スペアの鍵渡しとるし、なんぞあったら逃げ込んだらええからのぉー!?」

「ありがとう。君は呼び出し、頑張ってね?」

「おおきに!めんどい学校やで!」



何をしたのか知らないが・・・見た目とグラサンは良く目立ってる。

校則がゆるいとはいえ、カチューシャは許されてもグラサンはダメよねぇ・・・

そんなことを思いながら、コンビニで買ったおにぎりを胃の中に押し込める。

瑞希お兄ちゃんのお店へと向かう。




(めんどい学校か・・・・)


ヤマトの言葉が、頭から離れない。

その通りだから。



(あーあ・・・あい変わらず、今日の学校も息苦しかった・・・)



物を隠されたり、ノートを破られたりは続いていたが、授業妨害がないことが唯一の救いだ。



(あくまで、『私の被害妄想によるいじめ』にしたいから、『見てわかるいじめ』はしないみたいだけど・・・)



だから、証拠を残すようないじめはしない。

代わりに、目に見えない裏でのいじめは続いてる。



(これでもまだ、マシだよね?勉強の邪魔までされたら、本当にお母さん達に話さなきゃならないから・・・・・)



今朝、相談しようと思ったけど、話す気が失せた。

正直に話しても、信じなかった教師のこともあって気が引けてしまう。

また、言い出せなくなった。

どうしようかな・・・・


いろいろ思い悩んだ結果。



(ああ~~~~!もう、やめやめ!考えたって仕方ないよ!)



〔★凛は考えることをやめた★〕