「あたしよね、凛ちゃん!?」
「答えは獅子島さんだぞ、凛道?」
「凛たん、俺だよな~?」
「俺様だろう~凛助~!?わはははは!」
「そ、そう言われても、僕は~~~!」
じりじりと、怖い顔で迫る4人の先輩に圧倒されたけど。
「いい加減にしやがれお前ら!!俺の店だぞ!?」
「瑞希お兄ちゃん!」
「俺じゃなく、凛に聞いてどうする!?困らせんなよ!!」
彼らに対して、もっともな発言をするコーヒー屋台の店主。
「大体、シフト決めるの俺なんだ!オメーらで勝手に決めてんじゃねぇ!」
「なんだ、瑞希。それが手伝いに来てもらう方々への発言か。」
「そんな意地悪言うなら、あたしもお手伝いしなぁ~い!」
「いいなそれ。凛たん連れて、土曜日は遊びまわろうぜ~」
「わははははは!それで決定!」
「テメーぁぁぁ!!?」
「ええ!?喧嘩してたはずが、もう団結してる!?」
〔★仲直りは早かった★〕
「オメーらの考えはよーく、わかった!」
「まぁまぁ、落ち着いてください、瑞希お兄ちゃん。」
「凛は良い子だな~?つーことで、誰をどうするかは、公平にくじ引きで決める!」
「え?くじ引き!?」
「よっしゃ!俺に有利!」
「「「不公平だっ!!」」」
〔★烈司以外から不満が上がった★〕
「ちょ、みーちゃん!それだと、れーちゃんが得するでしょう!?」
「テメー付き合い長いから、ひいきしてんのか、コラ!?」
「ざけんな。引くのは俺だ。」
「え!?瑞希!?」
「烈司の代わりに代理で俺が引く。勘の良い烈司本人じゃなくて、俺が代わりに引くんだ。それなら平等だろう?」
「ふむ、それならいいか。烈司は他人の運まで操作できんからな。」
「え!?操作もできるんですか!?」
「出来れば、もっと楽に生きてるよ、凛たん!くっそ~俺が引くなら、まだ希望あったのに~」
「オメーの場合、最初でも最後でも当たりを引くからな・・・」
「どちらにしても、くじ運もいいんですね・・・」
〔★まさに、占い師に向いている★〕


