彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「チョ、チョコたん!それって――――――――――!?」

「『チョコ』呼びは、夜店でしか使わない名前にしてます。それ以外だと、凛道蓮で呼ばれてます。だから君も、夜店が終わったら、これからみんなでいる時は、龍星軍の仲間みたいに、凛とか凛道と好きに呼んで下さいね?」

「う、う、うそ?マシで俺を友達だと―――――――・・・・!?」

「変なこと言いますね?」





チョコチョコと、立ち尽くす彼に近づく。

近づきすぎず、離れ過ぎずの距離まで来たところで、相手の顔を覗き込みながら言った。






「僕と君は、夜店で出会ったリア友であり、メル友ですよ。少なくとも僕は、今日まで友達だと思っているのですが?」

「えっ・・・!?」

「そう言う嘘は、感心できませんよ?僕は嘘つきは、嫌いですからね?」






ニコッと微笑んで伝えれば、幡随院長政の目元が潤む。






「う・・・・あああああ!ありがとうぉぉぉぉぉ!ありがとぉぉぉぉぉぉぉう!!」






ドーン!!

「ぐはっ!?」






それで、半泣きの元半グレにタックルされた。



〔★本人は抱き付いたつもりだ★〕





「うっああああああああん!マジで!?いいの!?ツレでいい!?」

「く、くるし!ちょ、抱きしめる力をゆるめて~」

「うわーん!無理無理!絶対絶交されたと思った~!振った女達の気持ちが理解しちゃってた系だったから~!」

「言われてみれば、美男子ですね!?」

「うえ、うえ、うえぇえーん!ありがとう!マジでありがとう!俺、これからも友達なんだね!?」

「うん、僕らは友達だよ、ちーちゃん。あ!?もしかして・・・長政の方が良いかな?」

「全然!チョコたんは、ちーちゃん呼びが似合うから!てか、俺もチョコたん呼びは治していくよぉ~!ウェイウェイウェイ!!フォォォォォ―――――――――!!」





私を抱きしめて乱舞するちーちゃんに、私も周りも呆気にとられる。





「ヘイヘイヘイ!人生最大のハッピー来た系!?アゲアゲとまらず、めっちゃうれしぃ~!友情が壊れるどころか、俺達の気持ちは深まったね!?」

「僕はちょっと、冷めかけかも・・・」

「にゃはははは♪そういう謙虚なところもEカンジー!?これからも大親友として、なかよくしようね~リンリン!!」

「リンリン!?」

「それがお前の呼び方かよ!?」



〔★リンリンと命名された★〕