「チョ、チョコたん!それって――――――――――!?」
「『チョコ』呼びは、夜店でしか使わない名前にしてます。それ以外だと、凛道蓮で呼ばれてます。だから君も、夜店が終わったら、これからみんなでいる時は、龍星軍の仲間みたいに、凛とか凛道と好きに呼んで下さいね?」
「う、う、うそ?マシで俺を友達だと―――――――・・・・!?」
「変なこと言いますね?」
チョコチョコと、立ち尽くす彼に近づく。
近づきすぎず、離れ過ぎずの距離まで来たところで、相手の顔を覗き込みながら言った。
「僕と君は、夜店で出会ったリア友であり、メル友ですよ。少なくとも僕は、今日まで友達だと思っているのですが?」
「えっ・・・!?」
「そう言う嘘は、感心できませんよ?僕は嘘つきは、嫌いですからね?」
ニコッと微笑んで伝えれば、幡随院長政の目元が潤む。
「う・・・・あああああ!ありがとうぉぉぉぉぉ!ありがとぉぉぉぉぉぉぉう!!」
ドーン!!
「ぐはっ!?」
それで、半泣きの元半グレにタックルされた。
〔★本人は抱き付いたつもりだ★〕
「うっああああああああん!マジで!?いいの!?ツレでいい!?」
「く、くるし!ちょ、抱きしめる力をゆるめて~」
「うわーん!無理無理!絶対絶交されたと思った~!振った女達の気持ちが理解しちゃってた系だったから~!」
「言われてみれば、美男子ですね!?」
「うえ、うえ、うえぇえーん!ありがとう!マジでありがとう!俺、これからも友達なんだね!?」
「うん、僕らは友達だよ、ちーちゃん。あ!?もしかして・・・長政の方が良いかな?」
「全然!チョコたんは、ちーちゃん呼びが似合うから!てか、俺もチョコたん呼びは治していくよぉ~!ウェイウェイウェイ!!フォォォォォ―――――――――!!」
私を抱きしめて乱舞するちーちゃんに、私も周りも呆気にとられる。
「ヘイヘイヘイ!人生最大のハッピー来た系!?アゲアゲとまらず、めっちゃうれしぃ~!友情が壊れるどころか、俺達の気持ちは深まったね!?」
「僕はちょっと、冷めかけかも・・・」
「にゃはははは♪そういう謙虚なところもEカンジー!?これからも大親友として、なかよくしようね~リンリン!!」
「リンリン!?」
「それがお前の呼び方かよ!?」
〔★リンリンと命名された★〕


