彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




(ヤマトのことは放置するとして・・・どうしよう。)





頭を下げたきり、ピクリとも動かない目の前の関東男子。






「凛さん、頭はあんただ。決めるのはあんたではあるんだがー・・・・」

「可児君?」






考える私に、五分刈りの仲間が小声で耳打ちする。





「俺が言えた義理じゃねぇが・・・その、筋が通った男だとは思うんすよ・・・!」

「・・・・根拠は?」

「蛇塚の嘘がわかった瞬間、その嘘に対してけじめをつけた。止める凛さんの話を冷静に受け止めた。なにより・・・理由はどうあれ、吾妻と長谷部、俺らに対しても好きにしろと態度で示して、誠意を見せてくれた・・・・」

「蛇塚に情けをかけた点は良くなかったの?」

「あ!?あ、ああ、はい!それもありますが~大体の半グレの頭は、ヤクザも恐れない、ヤンキーよりも凶暴って奴が一般で!あの根性は、半グレにしとくにもったいないっていうか、やめちまう潔さってのが~」



「わかってるよ、可児。」

「凛さん!?」


(・・・・ここまで可児君に言わせるとは。)





可児君の意見を受け止め、周りの仲間にも聞こえる声で言った。





「可児君の話はわかりました。ですが、ちーちゃんて子の言い分を、僕は聞くことは出来ない。龍星軍には入れられません。」

「っ!」





言った瞬間、幡随院長政が息を飲む音がした。





「ど、どうしてですか、凛さん!?」

「意外だな・・・てっきり入れるもんだと。」

「一方的にJAGUARやめて、お仕掛けてきた奴を、オメーはいれるのかよ?悠斗?」

「大河に一票。警戒もするだろうなー」

「てか、凛は何が気に入らないんだよ?」

「せやせや!!なんであかんねん!?グラブルのに最高やぞ!?」

「可児君達はともかく、ヤマトはゲームから離れて下さい。」



〔★1人だけズレている★〕