彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




なにこれ!?




(お祓いしたはずなのに、どうしてこうなるの!?)



「凛、早くしたくしろ!凛を運んだその足で、俺は仕事に行くからな!?」

「ええ!?つまり、瑞希お兄ちゃんのバイクに~!?」

「乗せてやる!その代わり、帰りは高千穂に乗せてもらえよ?」

「もちろんです!」

「よしよし、上手くやれよ?」

「はい!」



(やったぁ~!久々に瑞希お兄ちゃんの後ろに乗せても洗える~!)



〔★凛は瑞希の言葉を理解してない★〕



かなりご無沙汰だった瑞希お兄ちゃんの後ろ。



(どさくさにまぎれて、くっつける大チャンス♪)



「なにヘラヘラしてんだよ?行くぞ~!」

「わ!?」





そう言うなり、私の体を軽々と担ぎ上げる瑞希お兄ちゃん。





「な、なんで!?」

「こうした方が早い。」





戸惑う私に、べーと舌を出しながら言う大好きな人。

初代メンバーの中で一番華奢だけど、ワタシよりもずっとたくましい体つき。

彼が歩くたびに、瑞希お兄ちゃんの背中に私の顔が当たるが幸せ・・・・♪





「まったくこいつは!今度は何したんだか!?」


ペン!

「痛っ!?お、お尻叩かないでくださいよぉ~!」


「うるせぇ!悪ガキは、お尻ぺんぺんだ!」


ペンペンペン!


「いたい、いたーい!」





というけど、思ったほどいたくない。

茶化されて叩かれてるとわかる。

同時に、平手でたたかれることで、イケない気持ちになる。

トキメキが止まらなーい!



(ああ・・・好きな人にいじめられるって、危ない自分に目覚めそう・・・!)



〔★すでに開花している★〕



こうして強引に、瑞希お兄ちゃんに連れ出されたのでした♪



〔★凛はとても幸せそうだ★〕