「何でも言ってくれ。それで詫びになるなら、なんでもする。」
「詫びねぇ~」
「なんでもするねぇ~」
不機嫌そうにつぶやく秀君と悠斗君。
「いいのかよ、JAGUARの頭が簡単に約束して?」
「腹は決まってる。俺が背負う。」
「長政さん!」
「へへへ!いい根性だなー?じゃあ、遠慮くなく言わせてもらおうぜ、秀!」
「とーぜんだな、悠斗!!」
憎々しげに顔をゆがめると、2人は声をそろえて言った。
「「治療費払えっ!!以上!!」」
「は!?」
「ち、治療費だと~!?」
秀君と悠斗君の言葉に、目を見開く幡随院長政とジオンをはじめとする仲間達。
「お前ら・・・それはどういう意味で・・・」
「ああ!?決まってんだろう!?医者行く金だよ!」
「責任もって、通院費や入院費を払えよ!?」
(そうなるよねぇ~)
怪我させたお詫びと言えば、傷の治療しかない。
交通事故と同じで、過失の分だけ請求してもいいはず。
「そ・・・それで、それだけでいいのか?」
「おっと!勘違いすんなよ!ちゃんと、大河達の分も払えよ!?」
「悠斗の言う通りだ。建て替えってことだから、かかった費用分、返してもらうぜ。それでいいだろう、大河?」
「お前らなぁ~」
ニヤニヤしながら言う秀君と悠斗君に、呆れた顔をする円城寺君。
「立て替えって、タカリみてぇな真似しろってのか?」
「ばか!くれるってんなら、もらっとけよ。あたしはもらうから。」
「はあ!?医者に診せるような怪我してないだろう!?」
「擦りむいた。ばんそうこう代の108円!」
「百均で買ったあれか!?」
「レシートあるぞ。」
「さすが、カンナ!しっかり者だぜ!」
〔★女子の方がちゃっかりしている★〕
和気あいあいとしながら、まとまって行く謝罪内容。
「チョコたん・・・」
「そういうことです。」
呆然としているちーちゃんに、チョコの表情で言った。


