「友達やったんか?」
(友達・・・・)
思わず、ちーちゃんを見る。
これにちーちゃんは、キョトンとしつつも私を見かえす。
さっきまで、危ないセリフをクールに決めていたのとは違う顔。
ギャルオなちーちゃんの表情。
その彼が、ニコッと笑って肩を組んできた。
だから私のそれに答えて、彼の肩を組みながら言った。
「はい、友達です。」
「「「「「えええええええええええ!!?」」」」」
「と、と、えええええええ!?」
「友達ィ!?」
「あのクールな長政さんと~」
「うちの凛がダチだとぉー!?」
〔★タイマン会場は大騒ぎとなった★〕
みんなの慌てぶりがすごい。
取り乱し方がすごい。
特にひどいのが・・・
「う、嘘だ!嘘だろう、長政!!?」
「菊千代。」
「蛇塚・・・」
いとこだという蛇塚菊千代。
ヨロヨロしながらこちらにやってくる。
「ど・・・どういうことだよ!?そいつは、凛道蓮だぞ!?龍星軍4代目総長で、俺らを見下してる生意気なが気なんだそ!?何言ってんだ!?」
「お前こそなんだ、兄弟?聞いてねぇぞ、相手がチョコたんなんて?」
「だから、チョコってなんだ!?一文字も名前に入ってない!」
「ですからそれは、僕のあだ名です。ねぇ、ちーちゃん?」
「ねぇ~チョコたーん♪言ってたじゃんかぁ~ちょこちょこ動くからって!ぷぷ!ホント、チョコチョコしてた系~!ウェイウェイウェイ!」
「笑わないでくださいよ!あなたこそ、なにがちーちゃんですか!?」
「長政の長は『ちょう』とも読むっしょー?だから♪」
「それは聞きましたけど!」
「ウェイウェイウェイ!その顔~ドッキリは成功ってかぁ~!?」
「大成功ですよ!てか、JAGUARの頭の時と、ちーちゃんの差が激しすぎます!とんでもない、なんちゃってチャラオですよ!?」
「ウケる~!チャラチャラ系って、知っててお友達になってくれたんしょー?それを今さら、クレームとかありえない的な~!?」
「JAGUARのリーダとは聞いてません!」
「てかぁ、俺だって気づくの遅い系~俺もチョコたんが、龍星軍の4代目は知らなかったんですけどー!?」
「それは君も同じでしょう!?僕なんかマスクもしてて~見て気づきませんか!?」
「ないない!それ、シキリトールじゃないじゃん!?」
「それを言うなら、シルキロール!」
違う違うと首を横にふりながら言えば、テヘペロしながら笑うちーちゃん。


