彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)







「友達やったんか?」


(友達・・・・)





思わず、ちーちゃんを見る。

これにちーちゃんは、キョトンとしつつも私を見かえす。

さっきまで、危ないセリフをクールに決めていたのとは違う顔。

ギャルオなちーちゃんの表情。

その彼が、ニコッと笑って肩を組んできた。

だから私のそれに答えて、彼の肩を組みながら言った。




「はい、友達です。」


「「「「「えええええええええええ!!?」」」」」

「と、と、えええええええ!?」


「友達ィ!?」

「あのクールな長政さんと~」

「うちの凛がダチだとぉー!?」



〔★タイマン会場は大騒ぎとなった★〕



みんなの慌てぶりがすごい。

取り乱し方がすごい。

特にひどいのが・・・






「う、嘘だ!嘘だろう、長政!!?」

「菊千代。」

「蛇塚・・・」






いとこだという蛇塚菊千代。

ヨロヨロしながらこちらにやってくる。






「ど・・・どういうことだよ!?そいつは、凛道蓮だぞ!?龍星軍4代目総長で、俺らを見下してる生意気なが気なんだそ!?何言ってんだ!?」

「お前こそなんだ、兄弟?聞いてねぇぞ、相手がチョコたんなんて?」

「だから、チョコってなんだ!?一文字も名前に入ってない!」

「ですからそれは、僕のあだ名です。ねぇ、ちーちゃん?」

「ねぇ~チョコたーん♪言ってたじゃんかぁ~ちょこちょこ動くからって!ぷぷ!ホント、チョコチョコしてた系~!ウェイウェイウェイ!」

「笑わないでくださいよ!あなたこそ、なにがちーちゃんですか!?」

「長政の長は『ちょう』とも読むっしょー?だから♪」

「それは聞きましたけど!」

「ウェイウェイウェイ!その顔~ドッキリは成功ってかぁ~!?」

「大成功ですよ!てか、JAGUARの頭の時と、ちーちゃんの差が激しすぎます!とんでもない、なんちゃってチャラオですよ!?」

「ウケる~!チャラチャラ系って、知っててお友達になってくれたんしょー?それを今さら、クレームとかありえない的な~!?」

「JAGUARのリーダとは聞いてません!」

「てかぁ、俺だって気づくの遅い系~俺もチョコたんが、龍星軍の4代目は知らなかったんですけどー!?」

「それは君も同じでしょう!?僕なんかマスクもしてて~見て気づきませんか!?」

「ないない!それ、シキリトールじゃないじゃん!?」

「それを言うなら、シルキロール!」





違う違うと首を横にふりながら言えば、テヘペロしながら笑うちーちゃん。