「にゃははは!脇差の刺し方おかしくねぇ~!?サムライは二本そろえる系っしょ~!?」
「ちーちゃんはそれでいいかもしれないけど、僕のは刀じゃないからね。両手でいつも抜けるようにしなきゃ使いにくいよ?」
「そっか!ヤベ!俺もチェンジがお勧め!?どーする、チョコたん!?」
「え!?いや~今までそれできたなら、そのままでいいですよ。カッコいいから。」
最後はお世辞で言う。
時代劇みたいに、短い刀と長い刀が並んで刺さっているならいいが、同じ長さの刀が並んで刺さっているのは不格好だ。
「えー♪イケメンとかマジ照れるんすけど~!?ウェイウェイウェイ♪チョコたんがそこまで言うなら、男前のままでいちゃう系!?」
〔★凛のリップサービス、長政は喜んでいる★〕
(誰もそこまで言ってないけど・・・・)
そんな私の気持ちに気づくことなく、うんうんと嬉しそうにうなずきながらちーちゃんは言う。
「しかたないなぁ~チョコたんは可愛い担当で、俺がカッコいいの担当で決まりっしょ!?」
「できれば、カッコイイに入れて下さい。」
「えー!?いいじゃん!?もぉチョコたんてば、可愛い、可愛い♪ウェイウェイウェイ!」
「ちょ、あはははは!くすぐったいですよぉ~!」
「って―――――――――――――待てよ、ながまさぁぁぁぁぁ!!?」
「りんどうもぉぉぉぉ!!?」
ヘラヘラしながら、ちーちゃんこと長政が私を頬ずりした瞬間。
私と彼の背後から、私達を呼ぶ声がした。
「あん?」
「どうしました?」
「「どうしましたじゃねぇよっっっ!!?」」
お互いに自分の後ろを振り返りながら聞く。
それに真っ先に反応したのは、私の方。
「りんどー!!どういうことだぁぁぁ!!?」
「え?どうって?」
「なっ・・・・なんで凛が、JAGUARのリーダーとじゃれてんだよ!?」
「チョコたんにちーちゃんだぁ!?」
「めっちゃフレンドリーじゃねぇか!?」
「説明してください、凛さん!」
「凛君・・・それだとまるで、凛君達は・・・」
「うはははは!なんや!そうならそうと言ったらええやんか、凛~!」
強張った顔で聞く友達の中で、唯一ヘラヘラしていたヤマトが言った。


