「腹くくれ、凛道。やるか、やられるかなんだぜ?」
「どう聞いたのか知らないが、これだけは言っておこう。長政、悪い兄弟を持ったな?」
「今の時代、身内ほど大事にしなきゃダメなんでな。今日会ったばっかりの奴の言葉は信用できねぇ。ましてや、お兄ちゃんにしりぬぐいしてもらうようなガキはな?」
「てめぇ!いいかげんにしろ!」
「そうだ!凛さんはなぁ~」
「黙ってろ!円城寺!可児!」
「凛道!?」
「凛さん!」
そこまで相手の本心を聞かされたら、衝突は避けられない。
だから、仲間に向けて言った。
「円城寺、下がれ!可児も、さっさと怪我人の側へ戻れ!ヤマトも、助けたなら最後まで責任もって肩貸しとけ!カンナは、パンピーから離れんな!」
「凛・・・!」
「全員下がれ!これは龍星軍4代目頭の命令だ!!」
漢気モード、4代目総長モードで伝える。
「俺らの真剣勝負の邪魔をするな。」
「・・・・・・わかった。」
【凛道蓮】の言葉に、一番同意しなさそうだった人が同意する。
「下がるぞ。」
「大河!?」
「凛さんがそう言うなら・・・!」
「可児も・・・!」
「せやな!話し合い終了―!けが人が、通りまぁす!通りまぁす!」
「って!1人で俺らを運ぶな、五十嵐!」
「つまむなボケ!」
「あの馬鹿!~~~こい、小林!?」
「あ!?り、凛君・・・!」
ある者は渋い顔で、ある者は陽気に、納得してない表情で私の後方へと下がって行く。
「これで俺達のタイマンは決まりだな?」
「ああ。」
確認してくる幡随院に答えれば、相手が片手を上げて叫ぶ。
「旗を持て。」
「オス!!」
幡随院がで合図すると、彼の仲間が1人が何か持ってきた。
バサッ!
それが光のもとで広げられる。
「あれは!?」
真っ先に反応する円城寺君達。
見せられたのは―――――――――
「JAGUARの旗、ですか?」
ごつい男が持つポールには、真っ黒なジャガーのイラストと英語表記のチーム名が刺繍されていた。


