「そんなに僕、頼りないですか?」
「そうじゃねぇーよ、凛!けどなぁ~!」
「凛君が心配で、みなさん言ってるだけですよ!」
(そうだといいけど。)
相手とは、身長差だけでも、20センチはある。
体つきだって、同じ細身でもあっちは筋肉質だ。
みんながどういう気持ちか・・・良くも悪くも伝わってくる。
「みんなの気持ちはわかりますが、ここは僕でお願いします。」
「凛さん!?」
「凛道、言うことを聞け!」
「円城寺君、さらわれた秀君と悠斗君は爆裂弾のメンバーです。しかし、龍星軍のメンバーでもある。」
「ざけんな!俺らの方が、この業界は長いんだぞ!?」
「だから?果し状は誰宛で来たんだよ?」
「っ!?」
現実を突きつければ、グッと口をへの字に曲げて黙る円城寺君。
そんな彼が、仲間が何か言う前に言った。
「俺がやられても円城寺がいるだろう?可児もカタキ取ってくれるし。」
「凛道!?」
フォローの言葉。
もちろん、円城寺君以外にもだ。
「凛さん!そんな縁起でもねぇことをー!」
「それだけ、みんなを信用してんですよ?」
「あはははは!よく言うぜ!?戦う前から、敗北宣言かクソチビ!?」
「蛇塚!?」
「どっちがよく言える口だ?」
笑いながらバカにする相手に、スッと目を細めながら冷たく言い放った。
「『凛道蓮を殺す』と言いながら、2度も負けてる奴がなんか言ってるなぁー?」
「テメーっ!!?」
「JAGUAR総長・幡随院長政。本気で俺とやり合う気か?」
蛇塚を無視して、ジロッと赤髪のリーダーを見る。
これに相手は、小首をかしげながら答える。
「そう言ってるだろう?」
落ち着いた口調で答えると、淡々と相手はしゃべる。


