彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




包帯だらけの蛇の目メンバーと入れ替わりで、黒いジャケットをまとった男達が蛇の目の頭の後ろにいた。

無傷なのはもちろん、顔つきからして、明らかに蛇塚の仲間と違う。

涼子ちゃんのことを言った奴も、円城寺君達が自分達に見つからずに隠れていられるはずがないと言った奴も、こちら側の人間か・・・・





(2人の言う通り、質が違うわ・・・・)





「俺はテメーと、ケジメつけたかっただけだ。今夜、決着をつけてもいいと思わねぇか、凛道~!?」

「いいでしょう・・・!!僕も秀君と悠斗君を返してもらっただけじゃ気が済みませんからね。書面にはありませんでしたが、タイマンと行きますか?」





武器はポケットに入れている2本のトンファー。

素手で行くか、武器を使うかは相手次第。





「じゃあ、決まりだな!?凛道、前回のリターンと行こうぜ!」

「僕が勝ったら、蛇の目には町から消えてもらいますよ?」

「おいおい、そういう条件は俺に言うなよ?最後まで話は聞きこうぜ?」

「どういう意味だ?」

「説明は聞いてくれるよなぁ~凛道君?」

「話せ。」





不愉快な気分だったけど、何かが引っ掛かった。

それを確かめるためにも、この馬鹿をしゃべらせればいけない。

私の返事に、しつこい蛇は言い放った。





「前回の戦争、蛇の目VS龍星軍じゃなかっただろう!?」

「それをいうなら、龍星軍VS蛇の目です。」

「気にするのそっち!?順番っつーか、屁理屈はいいんだよ!つまり、お前は龍星軍と兼業だって理由で、爆裂弾を参加させただろう!?」

「だから?」

「だったら、俺もそうしてよかったじゃないのか?」


「ふざけるな!」





叫んだのは円城寺君。





「テメーらには、SHIELDがいただろう!?それだけでもそっちが有利だっただろう!?」

「あれは合併したんだぞ、円城寺!それとも、爆裂弾は龍星軍と合併したのかよ!?」

「蛇塚テメー・・・・!?」


「つまり?」





顔をゆがめる爆裂弾の頭に代わり、私が聞いた。