彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「ざけんなボケ共!1人で来いって約束破りやがって!ダサ女!どうなるかわかってるだろうなー!?」

「彼女は関係ない!」

「そうだ!この女はしゃべっちゃいないぜ!」

「なにぃい!?」

「どういうことですか、円城寺君!?」





言った言わないでもめる私達に助け舟を出したのは、あの円城寺大河君。





「俺らは元々、凛道宛の果し状なんざ、知らねぇ!」

「じゃあなんで、ここにいるんだ!?その女がしゃべったんだろう!?」

「私は言ってません!」

「涼子ちゃん。」

「わ、私は~凛道蓮君に渡せって言うから、彼にしか渡してません!4代目龍星軍の彼しか、果し状は見てませんよ!?」

「だったら、なんで全員でいるんだ!?正直にしゃべったと言え!」


「だから正直に言ってるんですぅ!!」


「涼子ちゃん。」





大声で叫ぶ彼女に、男達が再び黙る。

見るからに真面目そうで、嘘を言ってるとは思えない態度に、誰もが顔を見合わせて困っている。





「うはははは!蛇の目はあほやのぉ~!

「ヤマト?」





そこへ、爆弾を投げ込むように、ヤマトが爆弾発言をした。





「しゃべってあかんなら、紙に書いて回したらええやんけー!

「「「えっ!?」」」

「か、紙に書いた!?」

「そうですよ!は・・・果し状の内容を、書き写して見せちゃダメだって・・・指示は書いてありませんでしたから!!

「りょーこちゃん!?」

「とんちかよぉー!?」



〔★提案者はモニカだ★〕



「言われてみれば・・・それなら違反にはならない・・・のか・・・!?」

「納得するな、凛道!?一休さんじゃねぇーんだぞ!?」

「そっちだって、タイマンのことを書いてなかったんじゃないですか!?お互いさまです!」

「つーことで、あたしらは果し状なんて読んでないからよぉ~♪」

「うはははは!日本人のくせに、日本語使えてへんでー!」

「ぐぎぎぎぎ!てめ~らぁ~!!」





耳まで赤くなる蛇塚はともかく、これで謎は解けた。