涼子ちゃんの知らせから2時間後。
都内の病院に来ていた。
「カンナさん!」
「凛!」
「遅いで!こっちや!」
廊下で話し込んでいた男女が、私の声に反応する。
「ヤマト、早かったですね?」
「まぁ飯食いに出とったからのぉ~」
「そうですか。それよりカンナさん、円城寺君と可児君は?」
「中だけど・・・」
言われてのぞいた病室の中に2人はいた。
不機嫌そうに、並んでいるベットの上に、包帯つきで座り込んでいた。
その目が、私を見て変わる。
「凛さん!?」
「誰だ!?凛道を呼んだのは!?」
「可児君、円城寺君、大丈夫ですか!?」
駆け寄るが、両者の対応は違う。
「すみません!ヘマしてしまったばっかりに、来て頂いて・・・!」
「帰れボケ!俺らがやられただけで、オメーには関係ないだろう!?」
(天使と悪魔か。)
〔★差が大きすぎる★〕
可児君はともかく、威嚇する円城寺君に気を使いながら慎重に話しかけた。
「聞きましたよ。みんなでいるところを襲われたんでしょう?龍星軍狙いじゃないんですか?」
「せやせや!意外と、仲良しこよしやなぁ~坊主君!」
「誰が坊主だ、ラジオ野郎!お、俺は別に~仲良しも何もない!龍星軍のよしみってことで~俺は嫌嫌だったんすけど、高千穂が、慣れろって言って~」
(面倒な言いわけ始めちゃった・・・)
〔★硬派男は素直じゃない★〕
「けっ!こっちだってカンナのたわごとにつきあったんだよ!もっとも、龍星軍じゃなくて、爆裂弾って考えるのが普通だろう!?図に乗るなよ、凛道!」
(こっちもこっちで、めんどうくさい・・・)
〔★今に始まったことではない★〕
「凛さんへの暴言は許せねぇが、そういうことです、凛さん!これ以上凛さんをトラブルに巻き込むわけにはいきません!爆裂弾に俺が巻き込まれただけで、安心してください!」
「できませんよ!秀君と悠斗君がさらわれたんでしょう?」
「だからこそ、余計なお世話だ!」
目を見開くと、瞳孔まで開花させながら言った。
「悠斗と秀をさらった以上、必ず連絡は来てる!」
(もう来てるんだけどな・・・・。)
〔★詳細は、凛のポケットに入っている★〕


