「た、高千穂さんだけじゃなく、可児君と円城寺君も・・・・龍星軍の人が襲われたんです!」
「なんだって!?」
襲われた!?
「涼子ちゃん、どういうこと!?」
「下校してたら・・・・いきなり、黒車とバイクが、前を歩いていた高千穂さん達を取り囲んで・・・!」
「どうなったの!?」
「喧嘩になって、他の人が先生を呼ぶ前に、円城寺君がやられて・・・」
「円城寺君が?」
付き合いは始まった場からだけど、中学生時代から有名なヤンキーだった円城寺君。
前回、前々回の戦いから見ても、ケンカ慣れしてるはずなのに――――
「やられたんですか?」
「はい・・・!」
それで答えが出た。
「敵は、武器を使ったんじゃないんですか?」
「そうです!」
やっぱり。
(素手で、彼がやられるわけないもんね・・・)
初対面の時のことを思えば、そうとしか考えられない。
それで1人で納得していたら、声を震わせながら涼子ちゃんが言った。
「わ、私のせいなでんです!!」
「どういうこと?」
「わ・・・私が運悪く、彼の近くにいたから!近くにいたから、人質にされて・・・」
「ええ!?大丈夫なの、涼子ちゃん!?怪我してない!?我慢してない!?痛かったら、正直に話そうよ!?」
「私は無傷です!でもそのせいで、円城寺君は無抵抗でやられて・・・!私、見てられなくて――――!」
「それで、危ないと知らせに来てくれたのかい!?僕を呼びに来たんですね!?」
「そうだけど、少し違うんです!」
「なにが??」
「円城寺君がやられて、気づいたら、可児君が高千穂さんをかばって怪我して、高千穂さんは無事だったけど、長谷部君と吾妻君がー!」
「秀君と悠斗君がどうしたの!?」
「後からやってきた白い車に押し込められて、さらわれたんですっ!!
「ええ!?」
(そこは普通、女の子じゃないの!?)
〔★さらわれたのは、ナイト達だった★〕


