「よかった!凛君、いた!!」
「え!?君はー・・・・!?」
息を切らせながら現れたのは、カバンを両手で抱きかかえた眼鏡の女の子。
カンナさんと同じデザインのスカートをはいている子。
「涼子ちゃん!?」
「凛君!」
私を見ながら、青い顔で駆け寄ってきた。
「大変なの!凛君!」
「ど、どうして、涼子ちゃんがここに!?」
「凛ちゃん、知り合い?」
「はい!カンナさん達と同じ学校のクラスメートで・・・」
ただならぬ涼子ちゃんに、私から手を離すモニカちゃん。
「り、凛君がいるのは、『フェリチータ』っていうお店だって聞いて、わ、私・・・!」
「落ち着いて、涼子ちゃん。なにがあったの?」
「た、高千穂さん達が・・・・!」
「カンナさんがどうしたの?」
「凛ちゃん、こっちに座ってもらいなさい。」
「モニカちゃん。」
「涼子ちゃんって言ったかしら?あたしはモニカ、凛ちゃんの仲間よ?」
「なか・・ま?」
「そうよ。走ってきたのね?さぁ、お水を飲んで落ち着いて。」
そういうと、いつの間にか持ってきた氷のグラスを渡す。
そして、彼女の肩を抱きながら、私達がいたソファーに座らせるモニカちゃん。
(す、すごい!さすが、頼もしいオネェさん!)
〔★モニカへの好感度が上がった★〕
「さぁ、ゆっくり飲んで。のどを潤さなきゃ、ちゃんとお話しできないでしょう?落ち着いて話せないはずよ。」
「す、すみません・・・!
遠慮気味に、それでも水を飲み干す涼子ちゃん。
そんな彼女の前で屈みながら、私は優しくたずねた。
「大丈夫ですか、涼子ちゃん?」
「は、はい・・・!」
「びっくりしたよ、突然来たから。」
「ごめんなさい!だけど、大変なんです!」
「そうみたいだね。なにがあったんだい?カンナさんに・・・なにがあったんです?」
「高千穂さんだけじゃないんです!」
「え?」
「高千穂ちゃんだけじゃない?」
その後に続いた言葉に、私もモニカちゃんも驚いた。


