彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「はぁ・・・お守りということでいただきましたので。」

「ん~じゃあ、防げてるはずなんだがなー?」

「効果が切れたんじゃねぇの?」

「だったら、天然石が黒ずんでるぜ?まぁいいわ・・・やっといて損はねぇ!よーし、お祓い始めるぞ、凛たん~」





瑞希お兄ちゃんの意見を否定すると、パンパンと手を叩きながら言う烈司さん。





「しかし、おかしいなぁ~火の粉が飛ばないようにしてたんだけどなぁ~」

「つーことは、毎日ぐれーヤマトのところに入り浸ってたな、凛?だから、二次被害が出てるんだぞ?」

「そのことですが。」





気になる単語がまた続いたので聞いた。





「二次被害って何ですか?」

「「はあ?」」

「だから、ヤマトの家に行くと・・・幽霊にかかわる何かが怒るような言い方じゃないですか?」

「「・・・・」」

「だから、黙らないでください!僕、怖いのは苦手なんです!!」

「苦手!?」

「あ、予知能力使わないでもわかったぞ~」





私の言葉に、ギョッとする瑞希お兄ちゃんと、苦笑いする烈司さん。





「凛、五十嵐から聞いてないのか?」

「え?」

「つーか、凛たんの様子じゃ、聞いてないだろう?」

「なにをです?」

「ほらなぁ~!?」

「マジか!?五十嵐の奴、一言ぐれー言えっての!」

「ですから、2人だけで納得しないでください!僕にも教えて下さいよ!」

「OK、OK!凛たんがそこまで言うなら話そうか。」

「烈司さん。」

「凛たんさ~瑞希とお風呂入ってモニカがブチ切れた日があっただろう?」

「あ、ああああ!あ、あれはですね!やましいことはなにも~!」

「聞けよ、凛!あんとき、五十嵐が遊びに来ただけかと思ってたんだけどよー」

「え?遊びに来ただけじゃな・・・・」





そう言いかけて思い出す。





「そういえば・・・烈司さんに用があったって言ってましたが・・・?」

「俺が呼び出した。」





淡々とした口調で男前の占い師は語る。





「最初にあいつを『視た』時、『もしかしたら』って思ったんだ。で、視直(みなお)してみたら、やっぱり問題があってなー」

「視直す・・・?問題・・・!?」





嫌な予感がする。