「はぁ・・・お守りということでいただきましたので。」
「ん~じゃあ、防げてるはずなんだがなー?」
「効果が切れたんじゃねぇの?」
「だったら、天然石が黒ずんでるぜ?まぁいいわ・・・やっといて損はねぇ!よーし、お祓い始めるぞ、凛たん~」
瑞希お兄ちゃんの意見を否定すると、パンパンと手を叩きながら言う烈司さん。
「しかし、おかしいなぁ~火の粉が飛ばないようにしてたんだけどなぁ~」
「つーことは、毎日ぐれーヤマトのところに入り浸ってたな、凛?だから、二次被害が出てるんだぞ?」
「そのことですが。」
気になる単語がまた続いたので聞いた。
「二次被害って何ですか?」
「「はあ?」」
「だから、ヤマトの家に行くと・・・幽霊にかかわる何かが怒るような言い方じゃないですか?」
「「・・・・」」
「だから、黙らないでください!僕、怖いのは苦手なんです!!」
「苦手!?」
「あ、予知能力使わないでもわかったぞ~」
私の言葉に、ギョッとする瑞希お兄ちゃんと、苦笑いする烈司さん。
「凛、五十嵐から聞いてないのか?」
「え?」
「つーか、凛たんの様子じゃ、聞いてないだろう?」
「なにをです?」
「ほらなぁ~!?」
「マジか!?五十嵐の奴、一言ぐれー言えっての!」
「ですから、2人だけで納得しないでください!僕にも教えて下さいよ!」
「OK、OK!凛たんがそこまで言うなら話そうか。」
「烈司さん。」
「凛たんさ~瑞希とお風呂入ってモニカがブチ切れた日があっただろう?」
「あ、ああああ!あ、あれはですね!やましいことはなにも~!」
「聞けよ、凛!あんとき、五十嵐が遊びに来ただけかと思ってたんだけどよー」
「え?遊びに来ただけじゃな・・・・」
そう言いかけて思い出す。
「そういえば・・・烈司さんに用があったって言ってましたが・・・?」
「俺が呼び出した。」
淡々とした口調で男前の占い師は語る。
「最初にあいつを『視た』時、『もしかしたら』って思ったんだ。で、視直(みなお)してみたら、やっぱり問題があってなー」
「視直す・・・?問題・・・!?」
嫌な予感がする。


