「蓮君、桐壺先輩、素敵な人だったでしょう?」
「え?うん・・・落ち着きがあっておしとやかな人だと思いました。」
「それだけじゃないよ!『心』も綺麗な人なんだよぉー?あの人、ますみを女の子扱いしてくれた初めての先輩なの♪」
「そうそう!違いのわかる女だぜ!」
「言われてみれば・・・そんな感じでしたね。」
私を試すような真似をしたけど、彼女もまた、ますみちゃんを気にかけていた。
「優しい人だったね・・・・」
「だからって惚れちゃいやよ!?」
「わっ!?」
グイッと腕を引っ張られて気づく。
いつの間にか、近くまでますみちゃんが来ていたことに。
「蓮君!今日のますみ、可愛い!?」
私の腕から手を離すと、くるっと一回転しながら聞いてくる。
夏らしく、涼しそうなワンピースを着ていた。
「うん、今日は生地の部分が多いね?」
「そうでしょー?これ、胸元がシンプルだから着てきたんだぁ~」
「胸元?」
その言葉で気がつく。
「そのペンダント。」
「えへへへ~♪つけてみたの!」
私があげたダブルリングのペンダントをつけていた。
2つのリングの2つのクローバーが、ますみちゃんの動きに合わせてゆれる。
「これ、すごくいいんだよ!どんな服にでも、着合わせられるからぁ♪」
「気に入ってもらえたならよかったです。」
「蓮君。」
「はい?」
「蓮君言ったよね?ますみが本当に好きになった人と本物のペアリングを指ににハメてって?」
「いいましたけど?」
「ますみね、好きな人が出来たの!」
「もう!?」
はや!?
(昨日の今日で、もう見つけちゃったの!?)
〔★光回線よりも早い★〕


