彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





サングラスを外したヤマトから、堂々とブス宣言を受けたミッチー。





「ぶ、ぶす・・・!?」





ガクッとその場に座り込み、呆然とヤマトを見ている。

対するヤマトは、もはやミッチーを見ていない。






「はぁ~言いたいこと言えてすっきりしたわ!凛、帰ろうで~!もうわし、これ以上、傷つきたくないねん!」





そう言いながら、グラサンをシャツで拭いて装着するヤマト。

それでいつもの彼に戻る。

しかし、この冷え切った空気は戻らない。






「じゃ、じゃあ、みんなさよなら。ますみちゃんによろしくね?」

「あ・・・う、うん・・・」





引きつる顔を抑えながら言え、なんとかリリさんだけがうなずいてくれた。

静まり返った店内を、ヤマトと2人で出る。

無言で、バイクを止めている学園内の駐輪所へ向かう。










「ヤマト・・・・」





一言も発しない彼に、思いってきて声をかける。





「あのさ~」

「うわあああああああああああん!!せやろっ!?」





突然叫ぶと、私の体に抱き付くヤマト。






「あの嫌がらせはないやろうぉぉぉぉ!?」

ゴキゴキ!

「うっ!?」





骨がきしむ音が響き、体が圧迫される。






「嫌がらせや~嫌がらせやぁぁぁ!」

「ちょ、い、いま!ヤマトが僕にしてることが、嫌がらせだろう・・・!?」

「あ、すまんすまん。しめすぎた?」

「ゴホゴホ!全身骨折するかと思ったよ!?」

「うははははは!すまんすまん!ほな、今度は気をつけるさかい、あらためてぇ~うわぁぁぁぁーん!りーんー!」

「って、やり直すのかよ!?」



〔★テイクワンだった★〕