彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





誰の目から見ても、ミッチーが見た目でよりを戻したがっているのはわかっている。

気づいてないのは本人ぐらい。





「ヤマトく~ん♪これからどうする!?」





気持ち悪いぐらい甘えタコを出しながら、ヤマトへとすり寄る。





「ミッチーと二人っきりでデートしようぉ~!もちろん、サングラスは外してよ♪」




しかも、サングラスは除外する前提でだ。





「プリクラ撮ったり、オシャレなカフェでご飯食べよう~!買い物はミッチーがダーリンに似合う服を買ってあげるとして~夜は大人の遊びもOK的な!それもこれもすべて、今までのお詫びだから~」

「はぁあ~!?なに寝ぼけてんねん、お前!?」





これに、美男子は思いっきり顔をゆがめる。






「人が失恋に納得した思うたら、今さらなんやねん?そないして、凛の前で点数稼ぎたいんかい!?」

「ヤマト!?」





あれだけ執着していたの嘘みたいに、軽蔑のまなざしで元カノを見る関西男子。

私はもちろん、周囲も、さっきまで言い寄られていた性格ブスも目を丸くする。





「な、なに言ってるの!?やり直そうって言ってあげてるのよ!?」

「はぁぁあ~!?どういう風の吹き回しやねん!?わしのメール無視して、電話も拒否して、LINEも既読せんとぉ~!凛の漢気モードの前で、良い子ぶりたいんが見え見えやんか!?」

「えええ!?ち、違う、あたし~もう竜胆君はどうでもよくて~!」

「やかましい!わしのブレークハートは終わったんや!さっさと消えんか、性格ドブス!!」

「ぐは!?」

「ヤマトー!?」





汚い物を見る目で、吐き捨てるように言う姿。


カッコいい男が暴言を吐くのが好きという女の子もいるが・・・・




(嬉しくないでしょう、こんなの!?)




これはそういうレベルではない。





(てか、美男子の拒絶の言葉って、こんなに強烈なの!!)





〔★見た目効果もあった★〕