「もぉ~それは耳にタコで、聞き飽きた!」
ヤマトの態度に、うんざりした顔で言うリリさん。
「何度も言うけど、3号でも、4号でもダーメ!生理的に受け付けないんだって。」
「そやったら、毎日一緒にいれば、何とかなる!わしの話し方も気にならんようになるはずや!」
「こっちに慣れろって言ってんの!?どう思う、凛道君!?」
「ヤマト・・・それは彼女じゃなくてもちょっと・・・」
「なんやねん!?凛はどっちの味方やぁぁぁ!?」
「大親友として言わせてもらう。味方であっても、味方できないパターンもある。」
「キャハハハハ!ほーらねぇ!」
「もっと言って、凛道さ~ん!」
「頼むから、君は言わないで下さい・・・!!」
ブスと一緒になって笑い飛ばすリリさんに、イラッとする。
ヤマトのアプローチもよくないけど・・・・
(いろいろ買わせたってのがね・・・・)
まるで、物を買わせる係りじゃない?
「この通りや、ハニー!頑張ってバイト探して、コーチの新作こうたるから!」
「つーか、リリとミッチーが気になってるのはバーバリーなんだけどォ?」
「仲良しのあたしらの分、買えるわけー?無理でしょう?」
間違えた。
完全にものを買わせる係りだ。
〔★別名、みつぐ君だ★〕
「ヤマト、ヤマト!もうこれ以上は・・・!」
見てられない。
「ほらぁ!凛道君もそう言ってるよ!」
「いいかげん諦めろ、バカ男!」
(な!?なによ~その言い方!)
友達として、我慢の限界を超える一言。
「おい!いくらなんでも―――――」
言いすぎだと、リリさんに言う前に。
「そこを何とか!この通りや!」
「ヤマト!?」
関西男子が、自分をさげすむJKに向かって突進した。
「おい!やめー」
「マジで愛してますねん!」
制止をかけるが、届かない。
「ホンマのホンマに愛してんねーん!!」
間に合わなかった。
ものすごい勢いで迫りながらヤマトは動いた。
「あなたが、めっちゃすきやねーん!!」
タックルする勢いで、相手へと抱き付きながら愛している女性の名を呼んだ。
「ミッチーちゃぁーん!?」
「ええ!?ミッチーちゃん!?」
彼は、話し合っていた(?)リリさんではなく、その隣にいた太めの残念な顔立ちの女子に抱き付いていた。
〔★予想外の展開になった★〕


