「あのですね、はすみさん。とりあえずー」
頭を上げてもらおうと、バイクから降りたら。
「待ってください!」
人影が、私とはすみさんの間に割って入る。
「はすみ総長を許してください、凛道蓮さん!」
「あれ?君は確か・・・」
「まゆこっていいます!お願いします!総長の代わりに、あたいに罪を償わせてください!」
はすみさんとのファーストコンタクトの時、一緒にいた彼女の仲間だった。
「凛道さんの単車をめちゃめちゃにしようって言ったのは、あたいなんです!だから、ヤキを入れるのはあたいだけにして下さい!」
「ひっこんでろ、まゆこ!頭のあたしが責任取るってんだ!単車の件も、あたしの命令だろう!?」
「かばわないでください、はすみ総長!なぁ、頼みます!総長だけは・・・この通りです!」
「って、あなたまで土下座をしますか!?」
〔★新たに追加された★〕
「まゆこ、余計なことするな!」
「いやっす!総長だけ、ひどい目に合わせられないです!」
「そうですよ!」
「罪のつぐないなら、私らもします!!」
「へ?」
「オメーらは!?」
ドタドタと、騒がしい音がしたかと思えば、ガレージからたくさんの女子が出てくる。
全員、『弁才天』の文字が入った特攻服を着ていた。
「え!?なんですかこれ!?」
「凛を訪ねて、『弁才天』の幹部総出で、やってきたんだよ。」
「瑞希お兄ちゃん!?」
答えてくれたのは愛しい人。
「幹部総出って・・・!?」
30人はいるじゃない!?
「凛道蓮さん、殴るなら私を殴ってください!」
「ヤキ入れなら、副総長である自分が引き受けます!」
「特隊でしょう!?」
「ばか、仲間を守るのは親衛隊長だ!」
「凛道さん!」
「龍星軍、4代目総長さん!これは連帯責任です!!」
「「「「「どうか、私達にも罰を与えて下さいっ!!」」」」」
大合唱するなり、一糸乱れぬ動きでその場に座り込んで土下座するレディース達。
「えええ!?ちょっと、ちょっとぉー!!?」
(いよいよ、悪代官になってきたんですけどー!?)
〔★土下座人口が増えた★〕


